パソコンに向かって、一人で集中して仕事を進められる。エンジニアの仕事に、そんなイメージを持つHSPの人は少なくありません。
たしかに、細かな違いに気づく力や、じっくり考える力は、エンジニアの仕事で大きな強みになります。
一方で、職場によっては、急な障害対応や、たくさんの人との調整に追われることもあります。
HSPの気質が活かしやすい場面
- ✦細かな違いに気づく:不具合の原因や、仕様のあいまいな点に早く気づける
- ✦じっくり考える:一つの問題を深く掘り下げ、丁寧に解決できる
- ✦相手の立場で考える:使う人の気持ちを想像し、使いやすさに配慮できる
しんどくなりやすい場面
急な障害対応
システムの障害が起きると、時間に追われながら原因を探し、すぐに対応しなければなりません。予測できない緊張が続く場面は、大きな負担になりがちです。
締め切りに追われ続ける
開発の終盤や、締め切りが重なる時期には、残業が増えることがあります。
打ち合わせや調整が多い
職種によっては、開発よりも、お客様や社内の関係者との打ち合わせ・調整が中心になることもあります。
常駐先が変わる
働き方によっては、取引先の職場に常駐し、数か月ごとに環境が変わることがあります。新しい環境に慣れるまでの負担が大きい人には、しんどく感じやすい働き方です。
職種や職場で、負担は大きく変わる
同じエンジニアでも、仕事の中身はさまざまです。
- ✦開発の担当:設計や実装に集中できる時間が比較的長い
- ✦テスト・品質の担当:細かな違いに気づく力を活かしやすい
- ✦社内のシステム担当:社内の人とのやりとりが中心で、環境が変わりにくいことが多い
- ✦運用・保守の担当:障害対応や夜間の対応がある職場もある
応募するときは、障害対応の頻度、打ち合わせの多さ、常駐の有無、締め切り前の働き方を確かめておきましょう。
複数の作業を同時に抱えると混乱しやすい人は、マルチタスクでフリーズするHSPの仕事術も参考にしてください。
面接で確かめたいこと
エンジニアの求人は、仕事の中身が職場によって大きく違います。面接では、次のことを聞いておきましょう。
- 11日のうち、開発に集中できる時間と、打ち合わせの時間はどのくらいか
- 2障害対応や夜間の呼び出しはあるか
- 3常駐の有無と、案件が変わる頻度
- 4新しく入った人へのサポートの体制
「仕事の進め方を具体的に知りたい」という姿勢で聞けば、失礼にはなりません。面接そのものが不安な人は、HSPで面接が怖い・苦手な人へも参考にしてください。
HSS型HSPの人が気をつけたいこと
新しい技術を学ぶのが好きで、変化のある仕事にひかれる一方、疲れやすい。
そんなHSS型HSPの人は、学びや変化を楽しめる環境を選びつつ、休む時間を確保できるかも確かめておくことが大切です。詳しくはHSS型HSPに向いている仕事は?で紹介しています。
まずは、自分に合う条件を知ることから
エンジニアの仕事が合うかどうかは、職種と職場の条件しだいです。自分に合う職場の条件は適職診断で確かめられます。働き方に迷ったときは、仕事の相談も受け付けています。
よくある質問
Q HSPはエンジニアに向いていますか?
細かな違いに気づく力や、じっくり考える力は、エンジニアの仕事で強みになります。ただ、急な障害対応や打ち合わせの多さなど、負担になりやすい条件もあるため、職種や職場の条件を確かめることが大切です。
Q HSPのエンジニアがしんどくなりやすいのは、どんなときですか?
急な障害対応、締め切りが重なる時期、打ち合わせや調整が多い仕事、常駐先が数か月ごとに変わる働き方などは、負担になりやすい場面です。応募前に、これらの条件を確かめておきましょう。
Q 未経験からエンジニアを目指せますか?
目指す人もいますが、学ぶ期間が必要です。まずは自分が、一人で集中する作業と、人と調整する作業のどちらに向いているかを考え、目指す職種を絞ると進めやすくなります。
Q エンジニアの中で、HSPに合いやすい職種はありますか?
開発や、テスト・品質の担当、社内のシステム担当などを合いやすいと感じる人もいます。ただし同じ職種でも職場によって働き方は大きく違うため、障害対応の頻度や打ち合わせの多さを確かめましょう。
Q エンジニアの仕事がつらくて、眠れません。
眠れない状態が続いているなら、働き方を考える前に、まずは休むことを優先してください。不調が続く場合は、医療機関に相談しましょう。
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